伝説の一足が蘇る。NIKE AIR JORDAN1 RETRO OG BRED/BANNED [555088-001]2016年9月3日発売決定!
昨年からからいろいろな情報が錯綜していたがついにエアジョーダン1 レトロ OG ブレッド/バーンドの発売が決定した。長いエアジョーダンシリーズの歴史の幕を開けたジョーダン1ブレッドの復刻はスニーカーヘッズにとって今年一番の激戦になりそうだ。今回は2016年復刻モデルの発売情報を整理しつつ、これまでのブレッドの歴史を振り返りたい。
AIR JORDAN1 RETRO OG BRED/BANNED 2016年モデルについて
AJ1 BRED 2016年モデル詳細情報
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商品名:AIR JORDAN 1 RETRO HIGH OG
発売日:2016/9/3
販売価格:17,280円(税込)
品番:555088-001
日本海外ともに発売日は9月3日である。ブレッドの前回の復刻は2013年。今回はOG仕様ということでオリジナルに忠実な復刻モデルとなっている。2016年の復刻モデルの特徴はアッパーにスムースレザー、ヒールやトゥ部分にタンブルレザーを用いている点だ。
商品詳細画像
こちらの2枚はナイキ公式のイメージ画像。
アッパーの黒色の部分はスムースレザーが使われておりなめらかでツヤのある質感となっている。

トゥ部分。
こちら赤色の部分がタンブルレザー。シボ感のある革らしい質感となっている。

サイド部分。
スウォッシュロゴもタンブルレザー。
ヒール部分。

タン部分。オリジナルに忠実なナイキエアーロゴだ。

今回の復刻モデルのブレッドの特徴はインにスニーカーのサイズとNBAによってジョーダンがブレッドの着用を禁止された1984年10月18日が刻印されている点だ。(こちら詳細は後述)
via.(kicksonfire,nike)

エアジョーダンの歴史とともにブレッドの歴史が始まった
AirJordanシリーズはバスケットボールの神様と言われるマイケル・ジョーダンのシグニチャーモデルである。1985年にその初代モデルであるエアジョーダン1が発売された。当時ナイキのクリエイティブ・ディレクターであった「Peter Moore」がデザインを担当し、生まれたのがこのブレッドというモデルである。当時のナイキは今ほど有名でメジャーなスポーツ用品メーカーではなかった。そこで会社の存続をかけて世に送り出した商品がエアジョーダンなのだ。しかしブレッドは当時のNBAの規約に違反するカラーリングだったため、1試合当たり約5000ドルの罰金をナイキが肩代わりすることでマイケル・ジョーダンはブレッドを履き続けた。「10月15日、ナイキは画期的なバッシュを開発した。10月18日、NBAはこれを試合から追放した。だがNBAは君たちがこのシューズを履くことを禁止できない」というNBAの使用禁止通達を逆手に取ったCM戦略が功を奏し、1985年3月に発売された「エア・ジョーダン1」は、わずか3ヶ月で7000万ドルの売上を記録する大ヒットとなった。その後エアジョーダンは進化を続け、それに伴いますます人気も伸びていった。エアジョーダン5が発売される頃にはエアジョーダン5を巡って殺人事件が起きるまでの人気となった。
このようなエアジョーダンの歴史の礎となったブレッドだがAirJordan1 Bred / Bannedは初代も含めると計6回発売されており、今回の復刻で7回目の発売となる。
エアジョーダン1(1985年発売初代モデル)
via.(eukicks)
こちらが1985年に発売された初代のエアジョーダン1の写真である。さすがに30年以上前に発売された商品なので経年劣化が目立つ。現存しているもので今でも現役で使用可能なものはほぼないだろう。まさに伝説の一足である。
エアジョーダン1(1994年発売 最初の復刻モデル)
via.(klekt)
こちらが1994年の最初の復刻モデルのブレッド。オリジナルに忠実な復刻モデルだったようだ。こちらも今となっては20年以上前に発売されたもの。商品として利用できるものはほぼ現存していないであろう。
エアジョーダン1(2001年発売 2回目の復刻モデル)


via.(sneakernews)
こちらの2001年モデルは販売足数が限られており、タン裏にそれぞれシリアルナンバーが刻印されているモデルである。インソールのナイキロゴがジャンプマンに変更されている点も注目だ。
エアジョーダン1-bred-DMP(2008年発売 3回目の復刻モデル)

via.(flickr)
通称DMPモデルと呼ばれるDefining Moments Packageとして復刻したモデル。タンがナイキロゴではなくジャンプマンとなっており、ヒールにもジャンプマンが入ったモデル。
エアジョーダン1-BANNED(2011年発売 4回目の復刻モデル)

via.(niketalk)
こちらはBREDではなくBANNEDと呼ばれるモデル。ヒールやインソールに1985年のCM戦略でも利用されたNBAからブレッドの着用を禁止されたという意味合いの×マークが入っている。こちらのBANNED(バーンド)は発売直前に販売中止となりアウトレット商品として一部のナイキストアでだけ発売された。非常に高いプレミア価格がついている。
エアジョーダン1-OG-BRED(2013年発売 5回目の復刻モデル)
via.(klekt)
こちら2013年に復刻されたモデル。DMP、BANNEDとオリジナルからは離れた復刻が続いていたせいか2013年はOGと記載の通りオリジナルに忠実な復刻となった。シューズケースなども忠実に再現されている。
そして今回2016年モデルで6回目の復刻となる。今回もOG隣オリジナルに忠実な復刻となるが前述のとおりタンブルレザーが用いらている点が特徴となっている。以下2016年モデルの着用画像
気になる2016年のエアジョーダン1ブレッド/バーンドの足数と相場は?
ブレッド/バーンドは数あるエアジョーダン1の中でも1,2を争うほどの人気商品だ。
通販サイト楽天の各ショップでは2013年に復刻されたブレッドは国内では8万−11万前後、2011年に復刻されたバーンドに至っては15万−20万前後で取引されている。(2016年現在)


もちろん販売数によって価格は下がることもあり得るがオリジナルに忠実な復刻となった今回もかなりの人気が予想されるため、相場にそれなりに高くなるのではないかと考えられる。また相場は発売直後に跳ね上がって徐々に落ち着いていくか、発売直後はそれほど上がらず徐々に高騰していくかどちらかの動きを取る場合が多い。早めに買っておくのが良いか、相場が下がると見て買うのを待つか、自身の判断で決めるほかない。
エアジョーダン1ブレッド/バーンドの通販での購入
PLUGではエアジョーダン1OGブレッド/バーンドの販売を行っている。最近では海外でも予約販売という形で販売を行っている店が増えている。PLUGでは為替相場の影響もあるが発売日に近づくにつれて予約価格が上がっていく仕組みとなっており、早めに購入を決めることで割安な価格でゲットできる可能性が高くなっているようだ。検討してみてはいかがだろうか。(以下購入リンク)
ナイキ エアジョーダン1OGブレッド/バーンド2016モデル
